2023年9月18日月曜日

「LODGE XR Talk」と「バーチャルマーケット2023リアルinアキバ」でミニゲームを展示しました

こんにちは、しちEです。

「LODGE XR Talk」と「バーチャルマーケット2023リアルinアキバ」で自作ミニゲームの「スプれっ!」を展示したので、そのことを書いていきます。

どのようなミニゲームだったのかは以下の動画でどうぞ!


ミニゲームの内容

裸眼立体視ディスプレイ「Looking Glass Portrait」とトリガーの重さを制御できるPS5コントローラー「DualSenseコントローラー」を組み合わせたコンテンツです。
奥から流れてくるキャンバスに魔法のスプレーで色付けをしますが、画面中央に立体的に見える仕切りがあるのでキャンバスを見るには顔を左右に振る必要があります。
コントローラーのL2/R2トリガーを押すと左右のスプレー缶からスプレーが噴出し、キャンバスに当てられたら成功になり、これを90秒間続けます。

DualSenseコントローラーはL2/R2トリガーの重さを変えられるので、スプレーの残量に応じて変化させました。
スプレーの残量が減ったらコントローラーを振ることで回復できます。これによりゲーム性が増します。

また、コントローラーのスピーカーから効果音を鳴らすと同時にその音に合わせた振動をすることでよりスプレーらしくしました。

技術的な記事は別に書く予定ですのでそちらもお楽しみに!

LODGE XR Talk

「LODGE XR Talk」には2023年7月13日開催のVol.5と8月11日開催のVol.6の2回展示しました。
私はVol.5でα版を展示、Vol.6で完全版を展示しました。



過去のイベントは何回か一般参加したことがありますが、展示参加はこれが初めてでした。
このイベントはXR系の技術者やアーティストが多く参加される空間なので、的を射たアドバイスをもらいやすかったです。
こちらは月イチで定期開催されていて、一般参加も出展参加も無料でできるのでオススメです!


バーチャルマーケット2023リアルinアキバ

「バーチャルマーケット2023リアルinアキバ」はバーチャルマーケット史上初めてのリアル会場での試みで、2023年7月29~30日にベルサール秋葉原で開催されました。



地上階は企業が出展している「カンパニーエリア」、地下はなんでもあり一般公募の「パラリアルクリエイターエリア」、バーチャルを盛り上げてきたコミュニティの「バーチャルコミュニティエリア」、ライブやトークショーが行われる「スペシャルステージエリア」に分かれていました。
私は一般公募に落選したのですが、友人のシロフードさんが当選し共同出展のお誘いをしていただいたおかげで「3D立体視デバイス体験会」として7月29日に展示しました。


このイベントは予想以上に来場者が多く、入場制限がかかっていました。
そのため休む暇がなくずっと立ったまま説明をしていたのでめっちゃ疲れた……
こちらは立地の影響もあってLODGE XR Talkとは違いお客さんは一般人がほとんどでした。


冬にも開催されるそうなので興味ある方はチェックしてみてください!

久しぶりに展示をしましたが、自分のコンテンツが「面白い!」「良いね!」と言われるのはクリエイター冥利に尽きますし、色々とコミュニケーション取るのは楽しいですね!
今後も何か作って展示したいです!

また、Looking GlassのDiscordサーバーに投稿したら中の人がプレイしたいとのことでしたので、少し内容いじって配布を予定しています。
配布が開始されたらここに追記予定です~

ではまた!

2022年10月10日月曜日

家のPCをより強くした

前記事:家のPCを強くした - shichiTech

最近PCでVRChatなどのVRゲームをやるとFPSが低いのが気になっていました。

そこで快適なプレイのためにグラボを買い替えました!

どれにしようか迷いましたが、ドスパラで販売しているPalit製のGeForce RTX 3080が安かったのでそれにしました。(買ったときがちょうど底値の9.2万円でラッキーでした)

で、ビフォー・アフターがこちら↓

パーツビフォーアフター
 CPU  Intel Core i7-8700 同じ
 メモリ  Crucial 16GB DDR4-2666 ×2枚 同じ
 SSD(メイン)  Crucial MX500 500GB 同じ
 HDD  TOSHIBA DT01 1TB 
 TOSHIBA DT01 4TB 
 同じ 
 グラボ  玄人志向 GeForce GTX 1070Ti Palit GeForce RTX 3080
 GamingPro V1 10GB 
 マザボ AsRock Z390 Extreme4 同じ 
 電源  750W 80PLUS GOLD 同じ
 光学式ドライブ  LG GH24NSxx
 DVDスーパーマルチドライブ 
 同じ 
 ケース  Define R5 FD-CA-DEF-R5-BK
(ミドルタワー)
 同じ

ベンチマークを実行してみた結果がこちら↓
ビフォー

アフター

なかなか良い感じです!

ついでにVRChatに入ってFPSが改善したか調べました。
Meta Quest2をOculus LinkでPCと接続し、日本列島を再現したJAPANLANDに訪問しました。

グラボ換装前は25~37fpsでしたが、換装後は72fpsに改善しました!(36fpsと72fpsをいったりきたりするときがあるが、Asynchronous Spacewarpのせいだと思われる)
やったー!
これで快適にVRやゲームができますね。

また、Palit製GPUの制御ツールThunderMasterをインストールして、こちらの動画で紹介されているファンの回転設定もしました。(LEDを消灯することもできる)

CPUが少し古くてベンチマークの足を引っ張っているので、次はCPUを買い替えようと思います~

2021年6月20日日曜日

Logicool G HUBのインストール中にフリーズするときの解決策(SATAケーブルを抜く)

Logicoolのマウスやキーボードを管理する「Logicool G HUB」というソフトがあります。
そのLogicool G HUBのインストール中にOSがフリーズすることがありました。
ググってよく出てくる通常の手法ではダメでしたが、なんとか解決方法を見つけたので記事にしておきます。


症状

Windows10のPCでlghub_installer.exeを実行してインストールすると、インストール中にOSがフリーズする。
(lghub_installer.exeは2021/6/20時点での最新版である2021.6.4851)

このタイミングでフリーズする

試したけどダメだったこと

  • PC再起動してからインストール
  • 右クリックメニューの「管理者として実行」をしてインストール
  • 接続しているUSBケーブルをできる限り抜いてからインストール
  • 接続しているマウス、キーボードをLogicool製でないものにしてからインストール
  • 古いバージョンのインストーラーでインストール
  • インストーラーをCドライブ直下に置いてインストール
  • Windows Updateを最新にしてからインストール
  • メモリを抜き差ししてからインストール
  • OSを再インストールしてからインストール


解決方法

以下のフォーラムに解決策がありました。


以下の手順でOSがフリーズしない人は今回の解決方法は効かないかもしれません。(試すときはOSがフリーズする前提で試しましょう)

  1. Windowsを起動する
  2. スタートボタンを右クリックして、メニュー中から「デバイスマネージャー」を開く
  3. 一番上の項目を右クリックして、メニューの中から「ハードウェア変更をスキャン」を実行する
  4. 少し待つとOSがフリーズする
デバイスマネージャー

さて、本題の解決方法です。
実際に私が成功した手順を記載します。
  1. PCの電源を落とす
  2. PCのケースを開ける
  3. オンボードのSATAポートに接続されたBlu-ray/DVD/CDプレーヤーのSATAケーブルを抜く
  4. Windowsを起動する
  5. スタートボタンを右クリックして、メニュー中から「デバイスマネージャー」を開く
  6. 一番上の項目を右クリックして、メニューの中から「ハードウェア変更をスキャン」を実行する
  7. 数秒でスキャンが正常に終了する
  8.  lghub_installer.exeを実行する
  9. インストール中にエラーが発生する場合はインストールをいったん中止する(ここでOSはフリーズしない)
  10. 再度lghub_installer.exeを実行する
  11. 正常にインストールが終了する
  12. PCの電源を落とす
  13. 3で抜いたBlu-ray/DVD/CDプレーヤーのSATAケーブルを接続する
  14. PCのケースを閉じる
  15. Windowsを起動する

これでLogicool G HUBが正常にインストールされて使えるようになりました。

SATAケーブル


後記

このような症状は珍しいパターンだと思います。
SATAケーブル抜いて実行しないとインストールできないという症状は初めて遭遇しましたw
インストール時に接続されているハードウェア情報を読み取っているからでしょうが、そもそもデバイスマネージャーの機能を使用するとフリーズするのは謎ですね。(Windowsのバグでは……?)

ではまた。

2020年1月14日火曜日

JapanVR Fest. 開発者会2020で登壇しました

2020年1月11日(土)に行われた「JapanVR Fest. 開発者会2020」で10分のLT登壇をしました。
登壇内容は「バレーボールVRを作った話」です。

私が発表したスライドはこちらから見れます。

展示も含めた内容は以下のブログ記事に書いてあるのでそちらもご覧ください。
xR Tech Tokyo #17とJapan VR Fest 銀座VR3で「バレーボールVR」を展示しました - shichiTech

=====2020年1月18日追記
登壇時の録画が公開されました。

他の方の映像はこちらからから。
JapanVR Fest. 開発者会2020登壇者一覧
=====ここまで

当日は壇上に上がってプロジェクターのHDMIを挿した瞬間に、Twitterに資料URLを投稿しました。

この方式は以前別の勉強会でやってる人がいたので参考にしました。
これだとプロジェクターの文字が見えにくい人や聞き逃した人にも優しく、シャッター音地獄を回避できます。RTも増えます。
(今回は勉強会を完全に理解した人たちばかりだったので、どの発表もシャッター音が鳴ることはありませんでしたが)

今回の開発者会は発表者約40人で7時間半という長丁場でしたが、どの発表も素晴らしいものでした。
以前と比べるとビジネス寄りの話が増えてきた印象がありますね。

今後もこのようなイベントができることを願っています!
ではまた。

2019年10月13日日曜日

xR Tech Tokyo #17とJapan VR Fest 銀座VR3で「バレーボールVR」を展示しました

コンテンツの説明

「バレーボールVR」はバレーボールのサーブ、トス、アタックの気持ちいいとこだけを集めた、サクッとできるコンテンツです。
Oculus Questで動作します。

2019年9月24日火曜日

オリジナル3Dアバターを作ってもらった話

VRMの登場もあり最近VR界隈で自分の3Dアバターを持つことが流行ってますね。(主観)(要出典)
周りを見渡せばみんな美少女アイコン……

自分もカワイイアバターほしい~~~!!!
観光スポットで美少女自撮りしたい~~~!!!


ということで、オリジナルモデル作成経験のある同僚から助言を聞きながら作ってみました。
先に出来上がったモデルを使った動画を貼ります。

こちらはキャラクターデザインもモデリングも私自身では行っていません。
それではどうやって作り上げたのかを説明していきます!
※名前や金額の掲載については各クリエイターさんから許可を頂いております。

2019年7月25日木曜日

ユメノグラフィアのβ版を体験しました

2019年7月24日の18:00~18:30の回でユメノグラフィアに参加しましたので、その体験記と感想をまとめます。

【ユメノグラフィアとは?】
バーチャル空間上のカフェにアバターをまとって入店し、キャストと会話を楽しんだり、一緒にゲームをして遊んだりすることができる新感覚のサービスです。
これまでにない双方向のエンターテイメントを通じて、バーチャルをもっと身近に感じられる新しい日常を提供します。
【コンセプト】
VTuberに代表されるこれまでのバーチャルコンテンツは、一対多数、多数対多数の形態が主流でした。ユメノグラフィアでは、一対一の形態をとることでキャストだけでなくユーザーもコミュニケーションの主体となります。一対一・双方向という新たなエンタメ空間によって、リアルとバーチャルが溶け合う特別な時間を過ごすことができます。 
 いちから株式会社のニュースリリースより引用

VRChat、バーチャルキャスト、clusterなどのVR空間内でのコミュニケーションツールは色々ありますが、一対一をコンセプトにしているツールは見たことがありません。
運良くチケットを買えたのでわくわくしながら待っていました。

私が今回お話したのは片倉一実さんです。
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