2017年10月7日土曜日

「VR間違い探し」を作った話



2017年10月5日に「VR間違い探し」をリリースしました。(といってもzipファイルのDLリンクを貼っただけですが)
簡単なゲームなので気軽に遊んでください。


以下は制作の話です。



このゲームは5月中旬から作り始めてましたが、途中でイカのゲームが発売されてしまったため10月までずるずると公開が伸びてしまいました。



何かVRゲームを作ろうと思ってたので、DK2の頃に衝撃を受けた「SightLine: The Chair」というVRコンテンツをリスペクトして作りました。

(DK2でもCV1でもViveでも動作します)

このコンテンツは周りを見渡すといつの間にかモノや風景が変化するします。
ただ、見渡すだけなのでゲーム性はないので、私はこれにゲーム性を加えました。

モノや風景が変化する→異なる世界が重なっている→それを分離したら間違い探しでは?
という感じの発想で間違い探しになるように作りました。

本やブラウザゲームの間違い探しは間違いの箇所に印をつけることで正解かどうか判定しますが、VRでは印をつけるのが難しいです。
そのため銃を撃って正解だったらそのモノを消すという仕様にしました。

しかし、変化したモノを撃って消すだけでは違和感があるというか物語性がありません。
そこでこのように考えました。
なぜモノが変化する?→お化けが取り憑いている→それを退治するために銃で撃つ→除霊されてモノが消える
これなら一応整合性があり、そういう世界なんだなという納得があって良かったと思います。


本ゲーム中に置いてある3Dモデル、音楽、効果音、画像、フォントはすべて無料のものを使いました。
3Dモデルが無料なのは気軽に試せていいですが、全体の雰囲気とマッチしたものを選ぶのが大変なので小物類が詰まった有料のアセットパックを買った方が良かったかなと思いました。
お化けのモデルは良さそうなものがなかったのでOculus Mediumで自作しました。


今回はちゃんと遊べるゲームを作りたかったのでコードを結構書きました。
その際に参考にした本がこちらです。

Unity5ゲーム開発レシピ ハマるゲーム制作のノウハウ
https://www.amazon.co.jp/dp/B01AN97VHC/

まったくのUnity初心者には辛いと思いますが、一本ミニゲームを作ったことがあれば読めると思います。


Twitterに動画付きで投稿したところ、反応が結構もらえて嬉しかったのでまた何か作ろうと思います。

あと、VR転職したい。

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